捨ててしまいたい!
あるとき気づくと、それまで父の家になかったような立派な布団を見つけた由紀。
父に尋ねるとなんとテレビの通信販売で勝手に購入したものとのこと。
しかもその額、65000円!
切り詰めて切り詰めて、それでなんとかやっていけている毎日なのに…。
深刻さをちゃんと受け止めず、おちゃらける父親にますますイライラが募ります。
「こんな父親、捨てられたらどんなに楽なのか…」
しかもこのあと、父親が通う介護施設から先々月の一時利用の料金が振り込まれていないとの連絡があり、慌てて由紀が立て替えたそう。
「ああ、介護にこんなにお金がかかるなんて 親に蓄えがあればどんなにラクか……」
身勝手な父親と、湯水のように消えていくお金を前に、由紀はどんどん追い込まれていくのでした。
↓↓↓こんな父親捨ててしまいたい!