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「自律神経」研究の第一人者である順天堂大学の小林弘幸先生。自律神経にとってより良い環境を築くうえで、先生がベストと指摘するスポーツがズバリ「ゴルフ」です。先生いわく、健康はもちろん、美容においてもゴルフが良い影響を与えるそうですがーー。都内でエクササイズスタジオを運営しながら、多様な健康プログラムを開発する平井孝幸さんが探ります。

なぜ自律神経の名医が「ゴルフ」を勧めるのか

平井:いつまでも若く、美しくありたいというのは人類共通の願いだと思います。その意味で小林先生がオススメされるのが<ゴルフ>ということですが…

ゴルフを通じて「美しくなる」ことって本当にあるのでしょうか?

小林:はい、それは断言できます。

たとえば人はどうしても50歳以降、自律神経のバランスが崩れやすくなり、肌ツヤや代謝、筋力の衰えを感じる年代に入っていく。

そこでゴルフの出番です。

ゴルフは有酸素運動としての側面が強いスポーツ。プレー中は心拍数も上がりますし、自然と歩数も増えます。

結果的に一連の行動が、血流を促進して、肌にハリを与えてくれる。

平井:確かにゴルフの帰りって、ゴルフ場へ向かった時よりも顔色が良くなった気がするような…。