「怒ることは自律神経に悪い」と心得る

● 怒りは百害あって一利なし。

● 怒っている人の内部では、自律神経の乱れで血管がどんどん損傷を受け、老化のスピードが猛烈に加速している。

● 周囲に怒らず、自分でなんとかしようとするとストレスは消える。

『オトナ女子の不調をなくす自律神経整え方BOOK ココロとカラダをお手入れする100のコツ』(著:小林弘幸/SBクリエイティブ)

怒れば怒るほど血液はドロドロになる

笑顔が副交感神経を上げ、自律神経のバランスを整える体にいい習慣だとすると、反対に交感神経を過剰に高め、自律神経のバランスを崩してしまう最悪の習慣が「怒り」です。

自分が怒っているとき、体の中でどのようなことが起きているかご存じでしょうか?

怒りによって血管が収縮するので、血液がドロドロに汚れていくのです。血液が汚れると末梢血管の血流が悪くなります。

これだけでも十分体に悪いのですが、ほかにもダメージがあります。それはホルモン調整機能が低下してしまうこと。過度に進むと脳にも障害を起こしかねません。