「見ざる・言わざる・聞かざる」でやりきる

● 3つを実践すると心の乱れを防ぐことができる。

● 余計なものは見ないと決めると他人の言動が気にならなくなる。

(写真提供:Photo AC)

人の批判やネガティブな話には耳を貸さない。

● 怒りをグッとこらえて、言わないでいると冷静さをとり戻せる。

“三ざる”のうちもっとも重要なのが「言わざる」です

「怒りはため込まず、吐き出したほうがいい」というのは、医学的には違います。交感神経は、怒りを吐き出した直後から3〜4時間ほど緊張し続け、その間、血流は滞り、全身の細胞が酸素不足に陥ります。怒りを吐き出してスッキリしても、時間が経てば後味が悪くなって落ち込みます。

「沈黙は金」という通り、込み上げてきた怒りはグッとこらえるのが正解です。誰が見ても相手に問題がある場合は、いったん冷静になってから穏やかに間違いを指摘しましょう。また、怒りや不満で感情が爆発しそうになったら、自分の心に向き合って、行動を顧みることが大切です。

※本稿は、『オトナ女子の不調をなくす自律神経整え方BOOK ココロとカラダをお手入れする100のコツ』(SBクリエイティブ)の一部を再編集したものです。


オトナ女子の不調をなくす自律神経整え方BOOK ココロとカラダをお手入れする100のコツ』(著:小林弘幸/SBクリエイティブ)

自律神経の日本一の名医が、オトナ女子の不調をなくす自律神経の整え方のコツを100個紹介。

どれもとってもカンタンで、いつでもとり入れられるものだけど、きちんとした科学的な根拠もバッチリ。

自律神経を整えたらこころもからだも調子がよくなって、表情も明るくなって、パフォーマンスもアップ!