稽古総見一般公開での幕内力士の様子。2025年5月2日、東京・両国国技館(写真提供◎しろぼしさん)

稽古総見後のお見送りから原因が判明

5月2日の午前7時15分に東京・両国国技館に到着し、無料で入れ、座席は自由の稽古総見の一般公開の長い列に並んだ。予定では午前8時に開場となっていたが、その前に開場となり、東側のマス席の一番後ろに坐れた。LINEで、友人と妹さんが西側のマス席の一番後ろにいると連絡があった。稽古総見を堪能した後に、私は友人の所に移動。この日の入場者は約5,500人だった。

今年、日本相撲協会が財団法人創立100周年のため、ファンへの感謝として幕内力士たちが国技館の出口でお見送りをすると、アナウンスがあった。稽古廻し姿の幕内力士たちが両側に立って、手を振っている。友人と妹さんと私は、列の流れのままに進んだら、ひたむきに相撲道を究めようする姿を尊敬している前頭13枚目・佐田の海と個性が魅力の前頭10枚目・正代に、至近距離でお会いできた。

稽古総見一般公開での幕内力士の様子。2025年5月2日、東京・両国国技館(写真提供◎しろぼしさん)

国技館を出てから、友人が「お相撲さんはお肌が綺麗ね」と言った。鍛え上げた幕内力士の肌は本当に美しい。その言葉から、私は「そうか!」と気がついた。相撲部屋の前を通ると稽古廻しが天日干ししてある風景を思い出した。

私は、近隣の家の解体工事による埃、空き地になったところからの土埃、建築中の騒音のため、一日中、自宅の窓を閉め切っていた。掛け布団もベッドの敷きパッドも干さなかったせいで、ダニが発生したのだ。