写真を拡大 /純烈の酒井一圭さん(左奥)、白川裕二郎さん(右前)、小田井涼平さん(右奥)、後上翔太さん(左前)撮影:木村直軌
いまやライブチケットが入手困難なほど女性たちに絶大な人気を誇る、ムード歌謡グループ「純烈」。決して順風満帆だったとはいえないこれまでの道のり、そして今後の展望を聞いたインタビュー(『婦人公論』2月10日号掲載)を配信します。新型コロナによる自粛要請でイベントの中止が相次ぐ今、彼らのインタビューを5日連続で公開します!(撮影=木村直軌 構成=上田恵子)

「明日から1週間休み」って言われたら

酒井 2019年は休みがほぼなかったね。「明日から1週間休み」って言われたらどうする?

白川 2日かけて家を片づける。残りの日は釣りをしたり観光名所を巡ったり、温泉に浸かりたい。

後上 最初と最後の2日間ずつ家でゴロゴロして、中3日は親を連れて旅行に行きたいなあ。

小田井 妻が「急すぎて旅行の手配もできない。どんなマネージメントをしているの!」とクレームを入れて大騒ぎになると思うので、毎朝仕事に行くふりをする。(笑)

酒井 僕は友人に片っ端から連絡して会う約束を取り付け、喋りまくるな。でも、忙しいのはありがたいこと。19年の紅白歌合戦出場は、嬉しさよりホッとした気持ちが勝った。1月にメンバーが脱退して、山あり谷ありだったから。

小田井 そうだね。実は脱退したメンバーのお母さんと親しい僕の母が、「紅白に出場できなかったら、お母さんが責任を感じてしまうのでは」と心配していた。だから、彼のお母さんがホッとしていたらいいな。もちろん、紅白出場が叶わなかったとしても彼のせいだとは思わないけど。