リビングの片づけ術

最後にリビングです。1日の中で一番いる時間が長い場所ですから、梅雨の時期でも快適に過ごせるといいですね。

床にモノが置かれてしまうご家庭では、”家族ごとボックス”を用意するのがオススメ。それぞれの持ち物を床に置くのではなく、それぞれのボックスに収容・管理するクセを付けてもらいましょう。

なおボックスはスクエア型で持ち手がついていると移動しやすくて便利です。この工夫で床置きがぐんと減るはず。

家族ごとのボックス
阿部家の”家族ごとボックス”(写真:著者)

それから、ソファについ洗濯物を置いたままにして、座れなくなっているご家庭も要注意。

わが家の場合、洗濯物は座らずに立って畳むようにして、そのままタンスへしまっています。さらに時間的にも「30分ルール」を作っていて、一度どこかに置かざるを得ない場合でも、30分以内にタンスにしまうと決めています。

また、ジメジメしている今の時期。適度に窓を開け閉めするなどし、家の中になるべくいい空気が流れるように心掛け、カビ・ダニの発生を防ぎましょう。

以上、うっとおしい梅雨時でも、家の中で快適に過ごすカギはやっぱり”片づけ”にあると言えそうです。

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