小さな積み重ねが、自己信頼に
平井:“心の整え方”もゴルフを通して学べる、というか。
小林:そうですね。実際、特に50代以降だと、ゴルフが「第二の人生を支える心の軸」になっている方も多い。
週1回、朝から仲間と集まって、自然の中でプレーをして。たわいない会話で笑って、終わったら食事をして帰る。たったそれだけで、自律神経が整い、ホルモンバランスが安定し、気分が前向きになる。そしてまた一週間、元気に過ごせるんです。
“医療費のかからない治療法”というか、薬を飲まなくても、ゴルフが心を軽くしてくれる。さらに、プレーのたびに上達を実感できれば、自己肯定感も上がってきます。
「今日のドライバー、良かったな」「あのパター、決まったな」――その小さな積み重ねが、自己信頼にもつながる。