多国籍の観点で楽しませてくれる彼らの中で、唯一日本生まれ・日本育ちのリョウタ(逢見亮太)さんは吉本の芸人時代に思わぬきっかけでタイへ(前回参照)
今回はタイでのリアルな生活、またNipponBoyzの活動スタイルについて伺います。(構成:野辺五月、インタビュー全3回)
タイの生活のリアル
――「タイに来たらいいと思う」では、日本人がタイに行ったときに戸惑うものや、ちょっと困ることもコミカルに語っていますが、タイのリアルな生活についてお伺いしたいと思います。まずは住居についてですが、どこにどう滞在していましたか?日本人で移住に憧れる方も増えているという情報も小耳にはさんでいるので、この辺りの情報をお伺いできると嬉しいです。
最初は番組が用意してくれたアパートマンションの一室に住んでて、その後そこが3~4ヵ月くらいしかいられない契約だと分かりました。番組が終わってもそのままいるつもりだったのもあって、自分で探さないといけないな……と困っていたら、『ザフェイスメンタイランド』の人たちが「リョウタ、お金ないんだから、私たちが用意してあげるね」って10ヵ月くらい部屋を貸してくれました。次の物件は自分で探しました。
――大変でしたか?
日本と同じです。賃貸情報みたいなものがあるので、そこに電話して、部屋の内見をして、決める……。普通に、外国人でも借りられます。お値段も安くて、1ヵ月ピンキリではありますが、1万5,000バーツくらいあれば高層マンションのジムプールつきの物件に住めます。日本円で6万円ちょっとでいけますね。
――東京より安いですね。
安いですよ。
――最近かなり円安になりましたが、影響はいかがですか?
こちらとしてはただ暮らしているだけで、タイ自体は変わっておらず、何もしていないのにお金が増えた感じですが……むしろ、日本のクライアントさんと話すときに、バーツの高さ感じます。気軽にタイへおいでと言いづらくなっちゃいましたね。
ただタイでも安いご飯や宿はあるので、そのあたりも、YouTubeチャンネルで日本の方向けに紹介していければと考えています。タイで楽しめる情報を発信していきたいです。