母の完璧なサポートで
帰宅した夫と父を交えた話し合いは母の独擅場で、私は借りてきた猫のようにおとなしくしていた。とりあえず私はそのまま実家に居候。母は文句ひとつ言わずに優しくしてくれた。
居候生活最終日の朝、私は母に、なぜ文句の一つも言わなかったのかを尋ねた。「最初の骨折の時の罪滅ぼしだったからね」と母。私は泣きながら母の手を握って「ごめんね、ごめんね」と、夫が迎えに来るまでの間ずっと謝っていた。その後、私は自分の行いを心から反省。現在まで無事に過ごし、お世話になった人々に深く感謝している。
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