母の完璧なサポートで

帰宅した夫と父を交えた話し合いは母の独擅場で、私は借りてきた猫のようにおとなしくしていた。とりあえず私はそのまま実家に居候。母は文句ひとつ言わずに優しくしてくれた。

居候生活最終日の朝、私は母に、なぜ文句の一つも言わなかったのかを尋ねた。「最初の骨折の時の罪滅ぼしだったからね」と母。私は泣きながら母の手を握って「ごめんね、ごめんね」と、夫が迎えに来るまでの間ずっと謝っていた。その後、私は自分の行いを心から反省。現在まで無事に過ごし、お世話になった人々に深く感謝している。

 

テキスト版はこちら

おすすめ漫画

●お金を返さない夫の家族、ストレスで体調を崩した私を救った精神科医の一言。亡くなった義母の入院費20万円を最後に渡して

●家事が得意な夫のモラハラ。料理の味から盛り付け、掃除、すべてに文句。洗濯物を取り込み忘れたら突然ビンタされ…

『読者手記漫画』一覧はこちら