私の人生、そこそこツイていると思っています。今のご時世、知らない人から声をかけられるのは怖いかもしれません。私の娘は外を歩く時、「話しかけないで」というオーラを発しているそうです。隣家の奥さんも「あら、私もそうしている」と言っていました。奥さんは日頃ボランティアに精を出しているような優しい方なので、不思議に思います。
今日、この原稿を書く手を止めて、原付バイクで買い物に出かけました。帰宅してバイクにカバーをかけていると、通りからこちらをじっと見ているご婦人が。「リハビリセンターに行きたいんですが、どうやって行ったら?」と。
日課のウォーキングの途中でよく見かける場所だったので、近道がすぐに思い浮かびました。道を教えると「手を止めさせて申し訳ない」と丁寧な言葉が返ってきました。ただそれだけでしたが、うれしさが込み上げてきました。