こんなときどうする?
レシピ考案で子どもが悩んでいたら、選択肢を絞り込む質問をしてあげるといいでしょう。たとえば、「和洋中どれが好き?」「食べてみたい料理は?」「作り方は簡単なほうがいい? 難しめでもチャレンジしてみる?」など。食べる側と作る側それぞれの立場から、子どもの希望を聞き出してみてください。
また、子どもが失敗しても、叱ったりせず、そうなった原因と対処法を考えさせます。そのうえでわからないことは相談に乗ってあげましょう。
終了後の子どもへの声かけ
子どもが作った料理を味見してみて美味しかったら、一緒に喜んでたくさん褒めてあげましょう。さらに「どういう風に作ったの?」「何が大変だった?」と料理のプロセスについて質問すると、子ども自身で自分を客観視して、アウトプットする練習にもなります。
※本稿は、『好奇心でゼロからイチを生み出す 「なぜ? どうして?」の伸ばし方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を再編集したものです。
『好奇心でゼロからイチを生み出す 「なぜ? どうして?」の伸ばし方』(著:小宮山利恵子/ディスカヴァー・トゥエンティワン)
AIで何でもできる時代に、「正解」よりも大切なことは?
本書は、激変する時代を生きる子どもたちが食いっぱぐれない力、「ゼロ(0)からイチ(1)を生み出す力=ゼロイチ力」を家庭で育む実践ガイドです。
日本の学校教育とアントレプレナーシップ教育の現状をふまえたうえで、家庭で簡単に実践できるアントレ教育の具体例を紹介します。