「愛と気品」の充実

人生の残された時間は人それぞれです。愉しみたいことも十人十色です。

時には病との共存や闘いを強いられることもありますが、そのような時も「愛と気品」が私たちを支えてくれます。

『変化を愉しむ 60歳からの気品のルール』(著:加藤ゑみ子/ディスカヴァー・トゥエンティワン)

心の中の「愛と気品」が人生の柱となり、杖となって力を与えてくれるのです。

家族からの「愛」、周囲の人々からの「愛」を見失わず、忘れないことです。

そして自分を認め、覚悟を決める心の杖が「気品」です。

その表現方法は「感謝の言葉」に他なりません。「ありがとう」は一つひとつの動作ごとに、別れる時には「今日はお世話になりました、またよろしく」と。

相手の幸せと健康を祈り、再会を願う気持ちを伝え、心からの喜びを込めて接することで、内面の豊かさは自然と表れていくのです。