指でアイシャドウを塗るときの手順

指でアイシャドウを塗るときの手順は、次のとおり。

まずは中指の腹に引き締め色のアイシャドウをポンポンと2回軽くつけます。その指を曲げずに、目頭から目尻のまつ毛のきわを左右に振りながら、二重のラインのあたりまで、一重の人は目をあけたとき少し色が見える幅に塗ります。

『何歳からでも輝ける秘訣』(著:藤原美智子/主婦の友社)

下まぶたの目尻側を塗るときは、チップにアイシャドウをトントンと軽くつけ、目尻側から黒目の外側あたりまで、軽く払うようにスッスッと塗ります。「外から内」へ、チップを止めず短めに動かすのがコツです。

ハイライトシャドウも中指につけて、目をあけたまま目頭の先端にトントンとのせるようにつけます。もちろん中指が汚れたら、そのつどティッシュでふきます。このように、使うのは引き締め色のアイシャドウ1色とハイライトシャドウ1色のみ。「それだけ?」と感じる人もいるかもしれませんが、アイシャドウは「やりすぎ」は禁物。大人の目元は色数を控えたほうが若々しい印象になります。

イキイキ感や目力を出す「アイメイクの主役」はアイラインやマスカラ。アイシャドウは大事な脇役という立ち位置です。

そんな脇役にふさわしい引き締め色のアイシャドウはブラウン系。目元に明るさをプラスするハイライトは、微細なパール入りのオフホワイト。この2色だけでも、大人のまぶたに若々しさを加えることはできます。使用するアイシャドウは、プチプラでも十分。アンダー1000円でも、くすみ始めた大人のまぶたをイキイキと若返らせることができます。