いつまでも自分の口で美味しいご飯を食べたい。それは誰もが望むことでしょう。そのためには、口とのどの筋肉を鍛えることが近道です(構成=島田ゆかり イラスト=まえじまふみえ)

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のどを鍛えて、舌も動きやすくする
「長生きうがい」

鍛えられる筋肉
唇の開閉をする「口輪筋」、口を下に開ける「口角下制筋」「オトガイ筋」、頬を膨らませてすぼめる「頬筋」や「大頬骨筋」「小頬骨筋」のほか、飲み込む際にのど上部を持ち上げる「口蓋帆挙(こうがいはんきょ)筋」(のどの奥上部)が鍛えられます。動かす筋肉を意識して行うとより効果がアップ

長生きうがい(1)
【お口筋トレうがい】

左右の頬を膨らませ、高速でブクブクさせて。口の中の水流のスピードを意識して行いましょう。徐々にスピードアップできると◎

(1)水を噛む

大さじ2杯程度の水を口に含み、唇を閉じる

 

せんべいをかじるイメージで、水を5回、「カチカチ」と噛む