イネは気候に敏感

イネはもともと暖かいところで育つ植物です。

東南アジアのイネをいきなり日本にもってくると、葉だけは広がりますが、花が全く咲かないそうで、それくらい気候にも敏感です。

雪が多く降る地方では、冬が来るのが早い分、イネが育つ期間が短くなります。

そうすると、イネは花をしっかり咲かせることができず、自分のタネを十分に作る時間を確保できなくなります。

イネのタネ、それがおコメですから、コメの収穫ができなくなる、というわけです。