きょうだい間に不公平感あり

きょうだいが誰もいなければ、親の介護を自分がするのは仕方ないと思える。でも、やるべき人、やれる人がそばにいるのに、なぜ自分だけが…という気持ちが生まれるのも仕方ないこと。自分ときょうだいの負担の差に、不満は募るばかり。

両親と同居している無職の実姉。父が心臓手術をして通院が必要なのに、介護に協力してくれない。私が子育ての合間を縫って病院の付き添いをし食事を作り、散歩に連れ出している。

姉は家賃も光熱費も払わないくせに、親の具合が悪くても知らんぷり。年末に腰痛を訴えていた父を何日も放置し、年始に医者に診てもらったら背骨を2ヵ所圧迫骨折していた。

「お父さんより先にお前がいなくなれ!」と言いたい。

(45歳・主婦/介護歴5年・要支援度2)

 

3人兄弟の次男である夫が91歳の母親の後見人になった。義母は施設で暮らしているので、収支計算や面会、着替えの購入、墓参りやレジャーへの付き添い、法事の準備などすべてが夫と私の負担に。

長男は嫌みを言うばかりでまったく感謝がない。これまで長男や三男ばかり優遇されてきたのに、介護だけ押しつけられて、納得できない。

(60歳・主婦/介護歴3年)

 

三男の嫁として40年近く遠距離に住み、他人同然に暮らしてきたのだが、4年前に突然、義母との同居生活が始まった。

今年99歳になる義母との同居を人道的な理由で断れなかったのだが、長男・次男夫婦は私たちに丸投げして何もせず、腹が立つ。

(63歳・主婦/介護歴4年)