出てきた感情・行動を分析しましょう
ヒント2:出てきた感情・行動を分析しましょう。
例えば、今「もやもやしている」とおっしゃっていますが、もう一歩踏み込んでみましょう。
「なんでだろう?」という理由が分からなくても大丈夫です。まず踏み込んでほしいのは、その「もやもや」の中身の方なんです。「どういう気持ちなのかな?」「さみしい?」「がっかりした?」「怒りがあったのかなぁ?」などなど「感情の分解」をしてみましょう。
あるいは、もやもやのキッカケになっている出来事に思い当たったとします。失敗をした、何かができていない、何か言われた……そのときも、必要なのは、失敗しないようにすることや言われないようにすることではありません。なんで辛かったのか?なんで怒りを覚えたのか?なんでイライラしたのか?どうしてこういう行動に出たのか?
見つめて欲しいのはあくまで自分の気持ちなのです。この、自分自身の感情が分からないまま頑張っていても余計に疲れるばかりです。感情はすごく大事なSOSの部分だから。
例えば「なんとなくつらい」でなくて、「私は寂しいって感じてるんだぁ」などと分解し、自分の気持ちがわかるようになると回復はそれだけで進みます。自分の感情と向き合ってあげましょう。