(写真提供:『気くばりのススメ 人間関係の達人たちから学んだ小さな習慣』/すばる舎)
なぜか「まわりから好かれる人」と「まわりから良く思われない人」。「ちょっとした違いでその差が生まれている」と語るのは、芸能界で活躍し続けてきたタレント・中山秀征さん。人から好かれ、信頼されてきた中山さんが長年大切にしてきたこととは? 愛されキャラの秘密をまとめた著書『気くばりのススメ 人間関係の達人たちから学んだ小さな習慣』より、一部を抜粋して紹介します。

【ヒケツ:否定しない、怒らない】
まずは認める、肯定する

好かれる人に共通する秘訣の1つが、

「否定しない、怒らない」です。

人にはそれぞれ価値観があって、こういうものは好き、こういうものは好きではない、があると思います。それは仕方がないこと。というか、当たり前のことです。

自分はこういう考え方を持っている、自分はこういう見方をする、自分ならこうしたい、というのもありますね。僕にもあります。

ただ、違う「好き」があったり、違う「考え方」がある、ということも認めないと、コミュニケーションはやっかいなことになると僕は考えています。

逆に、それが認められる人には、フトコロの大きさを感じます。みんなに愛されている人というのは、そういうことができる人なのだと思います。

まずは、認める。肯定する。簡単に否定から入らない。そこからなのです。