●10ヵ条(10):自治体の補助で住宅改修
自宅での転倒リスクを軽減し、高齢者が生活しやすい状態にする住宅改修は、要支援・要介護に認定されれば介護保険の補助が受けられます。
ただし、認定されなかった場合でも、独自の助成制度を設けている自治体も。
手すりの設置、段差の解消、床材の取り替えなどの改修工事を、1~3割の自己負担額で行うことができます。親が住む地域の地域包括支援センターか役所で問い合わせてみましょう。
《転倒防止の工夫》
大がかりなことをしなくても、少しの工夫で家の中の危険な箇所を減らすことは可能。まずは、床に物を置かない、動線上にコード類を引かないのが基本です。
ほかにも、「カーペットがめくれないように端を留める」「階段に滑り止めマットを貼る」「床の段差にはスロープをつける」など、できることはたくさんあります。
また、夜間の転倒を防ぐために、足元センサーライトを設置するのもおすすめ。人感センサーが感知して自動で点灯します。
ほかにも、「カーペットがめくれないように端を留める」「階段に滑り止めマットを貼る」「床の段差にはスロープをつける」など、できることはたくさんあります。
また、夜間の転倒を防ぐために、足元センサーライトを設置するのもおすすめ。人感センサーが感知して自動で点灯します。