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気力体力が衰えて日々の暮らしに不安を感じる親、いつもどこかで親の様子を気にしてしまう子ども。離れて暮らしていても、それぞれが安心を手に入れる方法を専門家が紹介します(構成:村瀬素子 イラスト:たかまつかなえ)

離れていても安心「お金」の準備よりつづく

安全な住まい

高齢者の転倒事故は、半数以上が自宅で発生しています。安全に暮らしていくためには、住環境づくりと、異変をすぐにキャッチする「見守り」が欠かせません。

 

●10ヵ条(8):見守りサービス

離れて暮らしていると、頻繁に親の様子を確認するのは難しいもの。それをサポートしてくれるのが《見守りサービス》です。

昨今、ロボットや機械を使ったさまざまなサービスが提供されています。生活スタイルに合うものを調べてみましょう。

 

《こんな商品も――》

●まもりこ

小さな端末を冷蔵庫に設置するタイプの見守りサービス。

冷蔵庫の開閉を検知し、一定時間動きがない場合のみ、見守る人(子どもや知人など)のスマホに通知が届きます。

費用は端末代と利用料の月額550円のみ。
(イラスト:たかまつかなえ)

●FUKU助

服薬の管理が難しくなった場合は、センサーでの見守り機能も兼ねた服薬支援ロボット「FUKU助」が便利です。

設定した時間にロボットが声がけして必要な薬を出し、見守る人(子どもや知人など)のスマホに通知されます。

月額利用料1万1000円(別途、初期費用+保証金)

 

※すべて税込