日曜ドラマ『DOCTOR PRICE』((c)ytv・(c)逆津ツカサ・有柚まさき/双葉社)

<前回のあらすじ>

安藤佳恵(大西礼芳さん)の証言により、3年前、極東大学病院で父・将成(林泰文さん)が起こしたとされていた医療過誤の原因が倉持(坪倉由幸さん)にあったことを突き止めた鳴木。

しかし倉持を罰するためには、安藤の証言だけでなく、証拠が必要だった。しかし、残された資料には将成が執刀したとあり、あの日に起きた真実の記録はどこにもなく──。

そんなある日、鳴木と夜長のもとに、極東大学病院に勤める総合内科医・巻原(久保田悠来さん)がやってくる。巻原は2年前に極東に転院してきたばかりだが、上司の塚田(水橋研二さん)に嫌われて、雑務を押しつけられるようになったという。

研究環境が整った病院への転職を希望する巻原に、鳴木と夜長は3つの病院を紹介、全ての病院から内定をもらうことができた巻原だったが、「塚田教授が、本心を明かしてくれた」として、転職を辞めると言い出す……!

そんな巻原に鳴木は、塚田の本心を見極めさせるべく《3日間》の時間を与え、後日、夜長とともに巻原の結論を問いただすのだった。

そんな中、鳴木は依岡に倉持を徹底的に探ってほしいと依頼。依岡によると、3年前の医療過誤の後、派閥を嫌う倉持が院長の天童に急接近したという。

その頃、院長選挙を控える天童は倉持・塚田らと会食し、塚田から、若手医師の間で次期院長に網野を推す声があることを耳にする。そして会食の終わり際、天童は倉持に対して、ある依頼をする──。

そして鳴木は、《ある人物》に協力を仰ぎ、父を死に追いやった倉持を裁くため、ある作戦に出る!果たして、その人物とは……?