日曜ドラマ『DOCTOR PRICE』((c)ytv・(c)逆津ツカサ・有柚まさき/双葉社)

<第6話あらすじ>

極東大学病院の院長・天童や網野ら幹部が集まる会議に、倉持を連れて乗り込んだ鳴木。3年前の医療過誤の真相――執刀医は父・将成ではなく倉持だったこと、予定通り〈トパール術〉が実施されたこと、隠ぺいを指示した者がいたこと――を明かし、オペ報告書の天童のサインを指し示して、指示した人物は天童ではないか?と暗に示した。

「その人物の名前を今、明らかにできますか?」と網野に問われた倉持が口を開きかけたとき、天童が「本件は私が預かります」とその場を制するのだった──。

ある日、「Dr.コネクション」に北見まもり(成海璃子さん)とその父・石上倫志(新納慎也さん)がやってくる。石上道徳に転職相談を断られたという倫志を、まもりが鳴木に求職者として紹介するためだった。そんな倫志は国から理不尽に資格を奪い取られた過去があると語り……。

そんな中、倉持がドイツへと旅立つことを知った鳴木。それは、真相が確定しないうちに海外へ逃がし処分をあやふやにする…、という天童の策略だと思われた。

鳴木は倉持に全てを明らかにするよう訴えるも、倉持は、〈あの日の映像記録も音声も全て奪われた〉ことを明かし、「戦える相手じゃない。従うしかないんだよ!」と吐き捨てその場を立ち去るのだった――。

黒幕の存在が確実となる中、鳴木は〈トパール術〉に用いるスティフトを開発している〈スティファ―社〉を探るべく、夜長に重要なミッションを言い渡す。

父を自殺へと追い込んだ医療過誤の真相、そして黒幕の正体がついに今夜、明らかとなる──!