『ハロルドとモード』


今回の上演にあたり、モード役の黒柳徹子は

「喜劇がお好きな皆さまへ

皆さま、こんにちは。今年も朗読劇『ハロルドとモード』をやらせていただきます。
今年のハロルドはTravis Japanの七五三掛龍也さんです。今年も魅力的な顔ぶれがご出演くださいます。(中略)

朗読劇は6年目を迎えました。装置がなく、動きもありませんが、皆さまは、たくさんのことを感じ取ってくださいます。その間、たくさんの感想をお聞かせいただきましたが、皆さまの想像豊かさに、毎年毎年感動しています。(中略)

私が『ハロルドとモード』の舞台を最初に見たのは1977年。モードを演じたのは、フランスの名優、ジャン=ルイ・バローの奥さん、マドレーヌ・ルノーでした。その後、文学座の先輩でもあった長岡輝子さんの舞台も見ました。笑いと涙が交錯して、とても印象的で、その時から、いつか、私もモードの役を、と思っていました。私は、いまでも涙が止まらなかった若い頃をなつかしく思い出します。」

とコメント。ハロルド役を務める七五三掛龍也は、

「「ハロルドとモード」への出演が決まり、とても嬉しいですし、それと同時に緊張もしています!

ハロルド役は、これまでたくさんの事務所の方々が演じられてきました。今回、僕にバトンタッチをしていただくことになり、身が引き締まる思いです!決まったことをTravis Japanのメンバーに話したのですがとても喜んでくれました。

黒柳徹子さんは、芸能界の大先輩であり、小さい頃から拝見していた存在なので、このような形でご一緒させていただけてとても嬉しく思います。

徹子さんが長年、大切に演じてこられたモードとの関係を築いていけるように努力を重ねたいです。

ハロルド役を演じるのは、自分にとって大きな挑戦だと感じています。ハロルドは愛に飢え、どこか子供らしい純粋さを持っている青年です。

その不器用さと繊細さを大切にして、彼がモードと出会って少しづつ変わっていく心の動きを丁寧に表現したいなと思っています。

ハロルドが、少しづつ心を開き、愛を知っていく過程をみなさんに見守って頂けたら嬉しいです!皆さんの心に残る作品になるよう、そして事務所の方々がバトンタッチしてくださったこの役を全力で演じます!ぜひ、足を運んでいただけたら嬉しいです!よろしくお願いします!」

とコメントを寄せている。

 

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ハロルドとモード『HAROLD AND MAUDE』
作:コリン・ヒギンズ
上演台本・演出:G2/音楽・演奏:荻野清子/演出補:平田純哉
出演:黒柳徹子/七五三掛龍也(Travis Japan)/森迫永依/前野朋哉/松尾貴史/和久井映見
<東京公演>
公演期間:2025年9月30日(火)〜10月10日(金)
会場:EX THEATER ROPPONGI
<大阪公演>
公演期間:2025年10月16日(木)〜19日(日)
会場:森ノ宮ピロティホール
公式サイト:https://haroldandmaude.jp/
公式X:https://x.com/HAROLD_MAUDE_jp