「折り込みチラシ」は脳活に生かせる?
また、新聞を定期購読する理由に「折り込みチラシ」をあげる人はたくさんいますが、これも脳活に生かせます。
不特定多数をターゲットにしたテレビ広告とは違い、折り込みチラシには地域に密着した広告が載っています。
そのため、今日はあっちのお店が安い、駅前に新しいお店がオープンしたなど、自分の生活に直につながる情報が得られるので重宝しますね。
ただ、お得な情報を入手してそれで終わらないのが本記事の新聞の読み方です。おすすめは、過去のチラシと比較して、肉に強いのか、野菜に強いのか、特売日には通常時より大幅に安いのかなど、お店の特徴を調べてみることです。
過去のチラシを取っておいて比較できれば一番よいのですが、大事なポイントは「お店を分析してみよう」「お店の特徴を知りたい」と好奇心を抱き、その情報を率先して入手、整理してみようとすることです。これを習慣化することで、意欲がどんどん高まっていきます。
チラシを有効活用した買い物は、脳活にもなります。チラシを見て安い品を買えるように計画を立てる、チラシの中からお得な日を選んで買い物に行く、これらの行為をくり返すことで、物事を整理し、順序立てて考える力が養われます。
節約ができて脳が活性化されるのですから、利用しない手はないですよね。
※本稿は『最近、「あれ」「それ」が増えてきた人のための70歳からの脳が老けない新聞の読み方』(アスコム)の一部を再編集したものです。
『最近、「あれ」「それ」が増えてきた人のための70歳からの脳が老けない新聞の読み方』(著:石川久/アスコム)
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