その日のニュースを「ひと文字要約」今日の漢字を考える

毎年12月になると「今年の漢字」が発表されます。

これは日本漢字能力検定協会が行う行事で、「その年の世相を表す漢字一文字」を選び、漢字のすばらしさを伝えるのが主旨です。

新聞だけでなく、テレビのニュースやワイドショーでも大きく取り上げられるので、注目している人も多いと思います。

似たようなことを新聞の読み方に取り入れたら、楽しく脳活できるのではないかと、考えてみました。やり方はかんたんです。

新聞を読み終わったあと、「今日の漢字」を考えてみるのです。

新聞には、政治や経済のニュースもあれば、事件や事故、はたまたうれしいニュースなど、前日の主な出来事が載っています。これらのニュースを思い出しながら、出来事に共通する漢字はないかを考えるのです。

たとえば、2025年4月11日の朝日新聞にはこのような記事がありました。

・トランプ関税13時間で大転換トランプ米大統領が相互関税の一時停止を発表。

・がんの薬剤費、従来の50倍も10~15年前にくらべて薬剤費が10~50倍に増えている。

・酪農王国、肉牛も全国1位に肉用牛産出額1位が鹿児島から北海道に変わった。

この日のニュースから「今日の漢字」を決めるなら、何が最適でしょうか。正解はありませんので、自由に考えてみてください。

 

気になる「ひと文字」(写真はイメージ/写真提供:Photo AC)