変わることができた理由
YUTA.:今の櫻田さんは内面の輝きが表情にも出ていて、自信に満ちあふれていますよね。どうやって変わられたのでしょう?
櫻田:まずは、「ブスをやめる」と決意しました。自撮りを続けてブス眼鏡をはずし、「この子(自分)を可愛くするには、どうしたらいいんだろう?」と、プロデューサーのような客観的視点を持ちました。その一方で、主観的な視点で「どんな人になりたいのか」自分の内面とも向き合い、実際に行動へ移しました。
YUTA.:多くの人が自分の顔のことをマイナスに考えるクセがついていて。とくに、老いを感じるようになってきたときに、受け入れられない。
誰しも自分の顔やメイクに対する「モヤッ」とした気持ちがあるはずです。そのため自分は、自分の顔やメイクの悩み、長所を50個ずつ書き出して自分の気持ちを視覚化する方法をおススメしています。
そして、「書き出した悩み」と一致する「自撮りで気になった部分」を、「じゃあ、今の自分だったら何ができる?」「どうすれば改善できる?」と考える。そうやって改善していくことで、「なんか、いいかも」という自分に少しずつ近づいていけるはず。心と体はつながっているから、両方一緒に磨く必要があるんです。
櫻田:以前の私は自己否定して「私はブスだ」と思ったまま、ブログでは「美人になるぞ」と宣言していて、心と行動が反対側を向いていました…。
自己否定していた頃は、漠然と今の自分を嫌うだけで、何をどうしたらいいのかわからず、努力が空回りしてしまった。しかし、客観的に自分を受け入れ、主観的な理想も把握し、やるべきことが明確になると、努力が実を結び始め、自分でも「きれいになった」と思えるようになりました。