他人軸より自分軸

YUTA.:自分を受け入れたことで、櫻田さんの人生で一番変わったことは何でしょうか?

櫻田:心のあり方が「他人軸」ではなく「自分軸」になり、自分の正解に沿って歩けるようになったことです。ブログを始めた当初は、「自分はこれが好き」という気持ちを置き去りにして、他人が決めた美しさという正解ばかりを追いかけることに必死でした。

でも、「私はこういう顔だ」と、ありのままの自分を受け入れられるようになって。

これが一番大事なんですけど、もはや“自分がブスか美人か気にならなくなったとき”に、はじめて自分軸で生きられるようになったんです。「女優やモデルの誰々さんみたいに」ではなくて、「私はこういう顔で、こういうものが好き、こういうものがいい」って。

YUTA.:「私はこれがいい」という気持ちを持てるようになったんですね。どのような過程で、自分を受け入れられるようになったんですか?

櫻田:まず、撮り溜めた自撮り写真を100枚以上印刷して並べてみたんです。それを眺めていたら、「あれ? 私、だんだんとキレイになっているかも」と思えて。その瞬間、「私、すごいじゃん。よく頑張ったよ。自分を抱きしめてあげたいな」と自分を受け入れることができたんです。

YUTA.:多くの人は「行動しても、あんまり変わらない」と思って、やめてしまう。でも続けていくと、努力が無駄じゃないと気づける瞬間があるんです。その意味で、最初は向き合うのはつらいかもしれないけれど「自撮り」が一番の近道です。

今回の対談にあたりYUTA.の著書を読みこんできた櫻田さん

櫻田:そうなんです。自撮りを並べれば変化がわかり、変化がわかると、努力を続けることができる。自分を受け入れていくと、外見を理由にやりたいことを制限しなくなり、自分軸ができると、人の意見に振り回されなくなります。

たとえば、他人から似合わないと言われそうな服でも、「私が着たいから」という理由で自分で作って着るようになったりして。幸せを感じています。

YUTA.:自分軸を持つと「私はこれがいい」と自分の心に素直に従って行動できるようになりますよね。そして、目の奥から輝き、イキイキとした表情へと変わるんです。

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