「勉強」を幸せになるための一つの手段であると考える
たとえば、勉強について考えてみましょう。
義務教育に限らず勉強することは大切です。しかし、勉強することは、何かを得るための手段であって、目的ではありません。
ところで小さい頃、「勉強しなさい」と先生や親から言われたことがありますか?
つい漫画ばかり読んでいたり、テレビばかり観ていたりすると、親から「勉強しなさい」と言われることはよくあることです。
親の立場になって、子どもに同じ言葉を言っている人もいるでしょう。勉強しなさいと指示を出すことは、決して悪いことだけではありません。
しかし、何のために勉強するのかを示さないまま、勉強しなさいだけでは、指示をされた子どもは苦しく感じることでしょう。
特に苦手な科目などを学ぶとき、こんなことを勉強しても将来、何も役に立たないと考えていれば、苦しさはいっそう増していきます。
しかし、勉強は、幸せになるための一つの手段であると考えることができる人は、勉強は違って見えてきます。
それまで苦手と感じていた科目ですら、将来、自分が幸せになるために必要な学びであると見直すことができたとき、成績も向上していきます。