渡辺謙さんコメント
――クランクアップ直後のお気持ちは?
江戸城からの開放です。裃(かみしも)からの解放でもありますね(笑)。
――意次はどのような役でしたか?
”見えない抑圧感”みたいなものは常にありました。上からも下からも、その抑圧感みたいなものを一身に受けながら、必死で何かを模索し続けるという役でした。
――蔦重(横浜流星)の決断を受け入れるシーンについて
最後にようやくお互いが同じような境遇で「成り上がり者だよね」ということを共有し合うシーンでした。蔦重と意次は、ある種の敵対関係というところもあったので、その辺の兼ね合いの難しさみたいなものを感じながらやっていました。
『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』/(c)NHK)