最終回あらすじ
15年前、妻・ネルラ(松たか子)の元婚約者・布勢夕人(玉置玲央)を殺したのは、当時11歳だった弟の鈴木レオ(板垣李光人)だという真相にたどり着いた原田幸太郎(阿部サダヲ)。
幸太郎はレオに付き添い、凶器の燭台を持って警察へ。すると、そのことを知ったネルラから「あなたと出会って、すべてが壊れた。わたしたちは出会ってはならなかったのよ」と、離婚を切り出される。
幸太郎の抵抗むなしく、2人が離婚してから1カ月が経ち、ネルラは美術館の修復の仕事を始める。インターネットに顔をさらされた影響でアイドルのスタイリストを辞めることになったレオは鈴木家のマンションを出て、新たな道を歩き始める。レオをかばった罪で起訴された考(岡部たかし)には執行猶予つきの有罪判決が下された。
そんな中、ひとりネルラへの想いを引きずっている幸太郎に、取り乱した様子の父・鈴木寛(段田安則)から電話がかかってくる。なんと、ネルラが姿を消したというのだ――。