筆で綴る文字のぬくもり
近年では、書道はおろか、文字を書くという行為すら少なくなってしまっていることを寂しく思います。
けれども、筆で綴る文字には、メールや印刷にはないぬくもりがあり、言葉の奥にある真心が自然と伝わってくるのです。
毛筆文化を継承するということは、すなわち日本人の心を継ぐということなのだと、私は感じます。
※本稿は、『「品のいい人」が大切にしている「和」の習慣』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を再編集したものです。
『「品のいい人」が大切にしている「和」の習慣』(著:詠月/ディスカヴァー・トゥエンティワン)
本書の著者は、Instagramで11万人のフォロワーをもち、全国で和文化を発信する書道家・詠月氏。
日常に「和」の習慣を取り入れることで、心と身体を整え、内面から輝くためのコツを伝える一冊です。