食生活の乱れに注意

冬や真夏は体力が弱まるイメージがありますが、地味に体力が低下していることに気づかないのが残暑から秋にかけて。秋は、夏の蓄積が身体に出やすく、こっそり低下した体力こそが、実は心の疲れを運んできます。

こういうときに、特に気を付けるポイントは「食べ物」――食生活の乱れです。明らかに食べられない・バテている状態ではなくとも、じわじわと足りなかったものが良くない方向に効いてしまう時期なのです。

だからこそ、此処で今一度気を付けて「摂る」方向に向かいましょう。幸い食欲の秋です!食材的にも楽しい季節になってきます。

イメージ(写真提供:Photo AC)

食べ方ですが、「当たり前のことをどうやるか」が大切になりますので、まず必要なものは「エネルギー」。特に、タンパク質(肉・魚)になります。夏場からの流れで、どうしてもそばやそうめんなどの麺類になりがちだったり、おかず抜きのパンだけだったり……。ここで1度、出来合いのものでいいので、しっかり食べることから始めましょう。大豆製品をとることもお勧めです。あるいは、お米をしっかり食べる!これだけでシャキッとします。(パンでも構いませんが)重要なのはバランスです。流行りの糖質ダイエットなどで糖質を控えている方もいらっしゃると思いますが、糖質だって必要な栄養素。全体をみて、「摂る」ことを心がけて下さい。

ちなみに、果物が美味しい季節でもありますね。果物にはビタミン・ミネラルがたっぷり含まれているので、季節のモノを美味しくいただいているうちに、足りる状態になるといえるかもしれません。