心の乱れを防ぐ手段
その原則とは、心を集中させた状態で使用することなのです。
特に気をつけなければならないのは、心の急ぐことをするとき、興味の薄いことをするとき、値打ちのないと思うことをするとき、熟練したことをするときなどです。
急ぐからと、その結果ばかりに気持ちが行くと必ず間違いを犯します。興味がない事柄を行うときは気乗りしないでしょう。
しかし人生は興味のあることだけやればいい、というわけにはいきません。
値打ちがない仕事だ、と思うのは主観的なもので、いかなるときも集中力を絶やさないことが肝心です。また慣れた作業は、つい油断しがちで、猿も木から落ちる失敗をすることになります。
心の乱れを防ぐ手段は、常に〈潜在意識〉の積極化に努めるとともに、意識を明瞭にして、何事にも真剣な心意気で物事にあたることです。その積み重ねが、現実的な人生となっているのです。
心の集中力を高め長続きさせると〈潜在意識〉にまで浸透します。〈潜在意識〉の消極的な状態をも積極的な状態に変革して、心の強さをつくり上げることができるのです。
 
    




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