(左)上田竜也(元KAT-TUN)と、シークレットゲストの堂本光一
上田竜也(元KAT-TUN)がプロデュースする音楽フェス『MOUSE PEACE FES.2025 2nd Bite』が、10月29日・30日の2日間にわたって東京・代々木第一体育館で開催された。同フェスは昨年に続き2回目。上田竜也、川島如恵留(Travis Japan)、鬼龍院翔、BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE、Novelbright、ファントムシータ、7ORDER、Dream Ami、ROIROM、そしてシークレットゲストとして堂本光一が出演した30日の公演(アーカイブ配信でも視聴可能)を、ライター上田恵子がレポートする。
(構成:上田恵子)

「究極のハロウィンナイト」が開幕

会場のモニターに古城の主人に扮した堂本の姿が映し出され、「究極のハロウィンナイト」の開幕が告げられた。ヴァンパイア姿の川島、ダークヒーロー姿の7ORDERが登場し、ステージの玉座から“魔王”上田が降臨。上田バンドの生演奏をバックに、『2 ND BITE』を歌いあげる。「2025、MOUSE PEACE FES、スタート! ぶちあがっていけー!」という叫びに応えるように、会場から大きな歓声が上がった。

ソロステージのトップバッターは上田。自身が作詞作曲した名曲『RABBIT OR WOLF?』を妖艶に歌い上げ、会場の熱を上昇させていく。甘めの歌声とワイルドさを融合させた、色気のあるパフォーマンスは彼の真骨頂。バンドとの息もピッタリで、6曲を披露した後、次の7ORDERにバトンタッチとなった。

以前同じ事務所に所属していた7ORDERは、自分たちを「上田くんのガチ後輩!」と名乗り、この日をどれだけ楽しみにしていたかをアピール。「上田くんがよんでくれたこのステージだから歌おうと決めた曲です。聴いてください、『superman』」と前事務所時代の曲名を告げた瞬間、悲鳴のような歓声が響きわたった。