直接的要求との違い
ビジネスシーンでは、「〜していただけると幸いです」という表現がよく用いられます。これは、間接的要求の表現です。
これに対して、「〜してください」というのは、直接的要求の表現です。
間接的な要求表現は、直接的な要求表現よりも丁寧ですが、相手によっては、要求の意図が伝わりにくい場合があります(※1)。
実際、意図をうまく解釈できなくて失敗したという新社会人の方もいるようです。
「〜していただけると助かります(ありがたいです)」などは、まだしも要求の意図がわかりやすいのですが、中には、もっとわかりにくい婉曲表現(遠回しな表現)が用いられることもあります。
※1 Clark, H. H. 1979 Responding to indirect speech acts. Cognitive Psychology, 11, 430-477.
