(イラスト◎大野舞)
スピリチュアリストとして、さまざまな角度から読者のお悩みに答え、生きる指針を示してくれる江原啓之さん。現在は熱海に在住し、ていねいな暮らしをしながら日々「生きる上で大切なこと」を発信し続けています。『婦人公論』のリニューアルにあたって始まった新連載「〈幸せぐせ〉を身に着けよう」。第46回は「息子に『お金の無駄だから結婚式はしない』と言われてガッカリ」です。

Q 息子に「お金の無駄だから結婚式はしない」と言われてガッカリ

A)「援助するから式はして」と説得

B)夫婦の意思を尊重し口出ししない

結婚式は誰のもの?

最近は挙式・披露宴など、一般的な結婚式を行わず婚姻届だけ提出して終わり、というパターンも珍しくなくなりました。式をするかしないか。もし子と親の考えが同じなら、何も問題はありません。ただ、今回の状況は違うようです。

親は結婚式をしてほしいが、息子たちはしないと言っている。しかも理由は「お金の無駄だから」。若くて貯金も少なければ、節約したいのはよくわかります。だったら費用は親が出すから結婚式をしてほしい、という本音がA。一方、息子たちの考えを尊重し、口出ししないほうがいいだろう、とガッカリした気持ちを隠すのがB。さて、どちらが幸せぐせだと思いますか?