軽い運動や散歩を取り入れる
基本的な備えとして、規則正しい生活は、メンタルがやられないための基本です。一日寝ているだけで足腰が弱り、安静が良くない方向に働き、体力や筋力が低下します。これが疲労感や意欲の低下を招き、昼夜逆転や認知症のリスクまで高まる可能性があります。
時間をみて、お天道様にあたり、習慣にしていることをやり続けることが、感染症対策にも繋がるのです。体温調節を助けるため、軽い運動や散歩を取り入れることも、免疫細胞の働きを活性化させる上で非常に重要になってきます。
また、体調不良のサインを見極めるには、「熱」で区別しましょう。そのためにも、平熱を知っておくことが肝心です。平熱は何度……それを超えたら大事をとって休む、リモートワークにする……と、万が一体調を崩したときの準備をしましょう。
特に病み上がりや、ちょっとした体調不良では何処で休むかの線引きが難しい方が増えていると聞きます。立場や状況でちょっとの無理は必要な場合もあるでしょう。しかし、外にうつさないためにはもちろん、外にでるためにも「ここからは普通に生活します」という線引きを予めしておくことは非常に重要です。
微熱ならぼちぼち、熱が下がったら元の生活に戻していった方がいいという判断の基準になります。自分の平熱を知っておくことが、無理なく休む、そして無理なく復帰するための第一歩となるのです。
