保険料を抑えるために
保険料を抑えるためには、まず補償をシンプルに、必要最小限に絞ること。あれもこれもと補償をつければ、いざという時には安心かもしれませんが、そのぶん掛け金も高くなります。
たとえばマンションの高層階に住んでいる方は、浸水の影響などは受けにくいはずですから、こうした補償は外すことができる。保険の種類によっては外せないところもありますが、そういう時には会社の乗り換えも考えましょう。
次に、免責額を増やすこと。損害保険では、「X万円までなら自己負担します」という免責額が設定されているものが多くあります。この免責額を、たとえば10万円から20万円に引き上げれば、そのぶん保険料も安くなる。ただし、小さな破損程度なら自分で修理する覚悟が必要です。
さらに、ネット保険を選ぶこともおすすめ。実店舗の人件費などがかからないぶん、保険料も安くなります。ネットだと他社との比較がしやすく、必要な補償だけを選択するのも簡単です。
ただし、災害時には24時間対応となっていても、すぐに駆けつけて対処してもらえるかは会社によって異なります。口コミなどの評判を見て、なるべくアフターフォローがしっかりした会社を選びましょう。

