新しいコミュニティに参加してみる良い機会と捉える
いまは70代の8割以上がスマホを持っている時代です。SNSやアプリで気の合いそうな人を探すことがぐっと楽になりました。お酒や外食が好きならグルメのコミュニティ、ゴルフが好きならゴルフ好きのコミュニティに参加してみてはいかがですか。
かくいう私も、たまたまエンジン01(ゼロワン)文化戦略会議という、各分野の表現者・思考者たちが集うコミュニティに参加したことで、急激に人間関係が広がりました。
もともとそこまで人付き合いを重視するタイプではなかったのですが、それは話の合う人たちと出会う機会が少なかったからなのかもしれません。
長い友情を失ったと悲観するのではなく、人間関係を拡げるチャンスだと捉えて、新しい一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
※本稿は、『喪失感の壁-きもち次第で何があっても大丈夫』(中央公論新社)の一部を再編集したものです。
『喪失感の壁-きもち次第で何があっても大丈夫』(著:和田秀樹/中央公論新社)
本書では「若い頃のように身体が動かなくなった」「周囲の環境が変わってしまった」といった身近なものから、「二度と戻らない物事への後悔」「死」など人生を変えるような大きな出来事まで、相談事例を多く交えながら、さまざまな喪失感とどう向き合い、どう乗り越えていくかの具体的なヒントを紹介。
あなたの喪失感や不安をやわらげ、前向きな気づきを与える処方箋のような一冊。





