クランクアップでの横浜流星さんの様子

10月30日がドラマのクランクアップとなりましたが、その日は「ラストシーン」しか撮影しませんでした。

(『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』/(c)NHK)

横浜流星さんも「ラストシーンに集中したい」とおっしゃっていましたし、僕らもそうしたいな、と思いました。ただしそのラストシーンが、撮影に丸一日かかるぐらい、長いものだったんですが(笑)。

最後のカットがかかったあとには、すごく感慨をお持ちだったように思います。横浜さん自身「これほど長い期間、1つの役に向き合ったことはありませんでした」とおっしゃっていましたが、撮影期間は実際、1年半以上の長い道のりでしたので。

大河ドラマの主演というのは、相当なプレッシャーだったと思いますし、若い年齢で重責を担っていただくことになったので、やはりホッとされていた印象はありました。

とにかく感傷的というよりも、明るかった。肩の荷が下りた、という感じでしょうか。終わった直後には、周りの方々と談笑していらっしゃいましたね。