スピリチュアリストとして、さまざまな角度から読者のお悩みに答え、生きる指針を示してくれる江原啓之さん。現在は熱海に在住し、ていねいな暮らしをしながら日々「生きる上で大切なこと」を発信し続けています。『婦人公論』の連載「〈幸せぐせ〉を身に着けよう」。第47回は「パート先で自分より働いていない人と同じ時給なのが納得できない」です。
Q パート先で自分より働いていない人と同じ時給なのが納得できない
A)自分の時給が上がるよう交渉する
B)仕事のペースを落とす
職場はお金を稼ぐ場所
今回は仕事と給料に関するテーマです。あなたはパート勤務をしていると想像してみましょう。その仕事はあなたに合っているようで、だんだんと任される業務も増え、周囲から頼られる存在になりました。そして少し余裕が出てきた頃にふと気づきます。「仕事をサボっていたり、手抜きをしていたりする同僚がいる」と。自分はこんなに懸命に働いているのに、そうではない人と同じ時給なのがなんだか納得できない。そんな時、あなたならどうしますか?
まずお伝えしたいのは、「仕事はお金を稼ぐ手段。職場はお友だちを作る場ではない」ということ。ですから幸せぐせはAです。
Bを選んだ方は、「あれこれ言えば、職場に波風が立つ」と思ってのことかもしれません。だからといって、働かない同僚に合わせて仕事のペースを落とすのはいかがなものでしょうか。
