パチンコのためならなぜ目覚ましなしでも起きられるのか

話がずれますが、30年前。何故パチンコに行くためなら、朝、目覚ましをかけなくても起きられるんだろう、何故遅刻せず早朝から並べるんだろう、と疑問に思い図書館で調べたことがあるんですね。

そうしましたら、「次、かかるかも!」という興奮状態を感じると脳内麻薬が発生する、と書いてありましてね。なるほどと。

近年ギャンブル依存性は脳の病気だと言われていますよね。やめられないわけです。

だって、暖房のきいた部屋で命の危うさは全くないまま安全安心な場所に身を置きながら、非日常の興奮を味わえるわけですから。忘れられないんですね、あの興奮が。

うまくギャンブルと付き合えるならやりたいところですが、ひとたび手を出せば際限なくなる自分の危険性を私は知っていますから、しばらく手を出してはいません。

『貯蓄が苦手な人こそ読んでほしいお金の第一歩 お金まわりを見直したら人生が変わった』(著:青木さやか/日経BP)