うち飯でカンパイ! 自粛生活でオンライン飲みが全盛の今、ほんのひと手間でこだわりのおつまみを作るのはいかが? 和洋中・エスニックの料理に精通するフードジャーナリスト・野澤幸代さんが、とっておきのお酒とメニューを提案。今回はわかめのレシピです。(文・イラスト=野澤幸代)

※本記事は、『幸福の晩酌 胃と心にやさしい94皿 』の一部を再構成したものです。

肉厚でシャキシャキの海の野菜を楽しむ

1月中旬、わかめの収穫が始まると、鎌倉の浜では洗濯バサミに吊るしたわかめが潮風に吹かれて右へ左へ。縄のれんが「おいでおいで」といっているようです。

『幸福の晩酌 胃と心にやさしい94皿(電子版)』著:野澤幸代(中央公論新社)

まず養殖ものが出始め、2月中旬に天然ものが解禁になります。生のわかめは茶色く、湯につけた瞬間、鮮やかな緑に変わります。

この劇的な変化を楽しめるのが、生わかめのしゃぶしゃぶ。天然ものは肉厚でシャキシャキして、まさに海の野菜です。

根元の芽かぶの葉は叩いてとろろにし、茎は炒めて余すところなくいただきます。

ブラー カルヴァドス〈グラン・ソラージュ〉
ノルマンディーのカルヴァドス地方のりんごでシードルを造り、蒸留したブランデーがカルヴァドス。本来は食後酒だが、熟成の若いものを氷水やソーダで割ると香りのよい食前酒になる。これは3~5年熟成品。

お土産にもらったノルマンディーの海草のタルタルを思い出し、鎌倉わかめで作ってみたら、結構イケる!

そうそうノルマンディーにはボルディエさんの作る海草入りバターもあった、とこちらもまねしてみたら、フフフ、ほくそえみました。

この2品を友に、カルヴァドスを氷水で割って飲むと、りんごと磯の香りが融合します。

 

一度食べればやみつき! おつまみレシピ

わかめのタルタル(イラスト:野澤幸代)