あの店の女将は本が好きなようでな

長谷川平蔵宣以(中村隼人さん)に誘われて、宿場町を訪れた蔦重。

街道沿いの茶屋に腰を据えると、向かいの駕籠屋を見やりながら「どうにもあの店の女将は、本が好きなようでな」と切り出します。

(『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』/(c)NHK)

鈍感な蔦重を前に苦笑する平蔵でしたが、続けてその女将が家庭を持ち、子どもにも恵まれ、安定した暮らしを送っていると語ります。

そこまで説明してようやく察しがついた様子を見せた蔦重でしたが、一方でひどくせき込んだ平蔵。

対して蔦重は、「お体もつれえってのに、私に気遣ってくださって…」と平蔵の身体を心配する様子を見せます。