後姿を見て微笑んだ二人
それから近々岡場所へ警道が入り、吉原を取り巻く状況がさらに厳しくなることを伝えた平蔵。「それでも時には蓮の花が咲く、泥沼であってほしい」と伝えると、蔦重はゆっくりとうなずきます。
すると会話が一段落したところで、平蔵が話していた女将が店の前に。
顔は映らない後ろ姿だけでしたが、それを見て顔をほころばせた平蔵。
そしてその場面に重なるように、かつて吉原で花魁を務めた瀬川(小芝風花さん)と蔦重のやりとりの記憶が差し込まれます。
涙を浮かべた蔦重も平蔵に続き、優しい笑顔を見せるのでした。