<あらすじ>

トキがヘブン(トミー・バストウさん)の家で働いている間に、銀二郎(寛一郎さん)が松野家を訪ねてくる。

勘右衛門(小日向文世さん)、司之介(岡部たかしさん)やフミ(池脇千鶴さん)に、かつて逃げ出したことを謝罪する。

勘右衛門は木刀を取りだし、「腹が立つやら情けないやらという思いじゃった気もするが、もう忘れた。また稽古しよう」と笑った。

それを聞いた銀二郎は「ですが、稽古はもう…ハハハ」と流す。勘右衛門は「おのれ~」と木刀を振りかざし、司之介に止められるが、それは冗談だった。

さらに銀二郎は、「トキとやり直したい」と告白。「あの時は何もかも辛抱できず逃げ出してしまいました。おトキちゃんはもちろん松野家の皆さんがいやだったわけではありません」と告げる。今は会社を興し、月200円は稼いでると明かし、「東京にはなりますが、やり直せるかと」と説明する。

そこで衝撃の事実が明らかに。司之介は「お主の籍はまだ抜いちょらん」と語り、「何年か家を出ていた婿が帰ってきただけのこと」。それを聞いて笑顔を見せる銀二郎。

司之介は「あとはおトキ次第じゃのう」と語る

約束の土曜日。トキは銀二郎を待っている。

その一方、船着き場ではヘブンがイライザ(シャーロット・ケイト・フォックスさん)の上陸を心待ちにしていた。