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介護の担い手に関する意識調査
株式会社LIFULLのグループ会社である株式会社LIFULL senior(代表取締役:福澤 秀一)が運営する業界最大級の老人ホーム・介護施設検索サイト「LIFULL 介護」は、親と子それぞれに介護の担い手に関する意識調査を実施。先日その結果が公表されました。
■調査結果サマリー
<親の介護の担い手について>
親側は「配偶者」に担って欲しい意見が約6割の一方で、子供側は「長男」(30.1%)「長女」(24.3%)が担うべきと親子間で認識にギャップ。「配偶者」による介護を前提とした意識には老老介護による共倒れのリスクも。
<親の老後について>
住まいやケア方針について話し合えている人は5割超の一方で、費用や役割分担など家族の実務負担面については4割、終活に関する手続きについては3割にとどまる。
<子供による親の介護のサポートの内容について>
子供側は「身の回りの世話」「金銭的支援」などあらゆるサポートをする意向に対し、親側は「何もしなくて良い」が最多に。一方で、子供の手を借りない老後の過ごし方については、8割以上が「情報収集ができていない」。
<施設入居を考えるタイミング>
親子ともに1人での「入浴・着替え」「排泄」困難が上位に。「介護者の、介護と仕事との両立困難」を子供は23.4%と重視するのに対し親はわずか7.4%と3倍以上意識にズレ