老々介護による共倒れリスクも

親の介護の担い手(要介護者の家事や病院への付き添い、手続きの代行など支援や身の回りの世話を中心となって担当する人)について、子供側は「長男」(30.1%)「長女」(24.3%)が担うべき、という意見が上位を締めました。

一方で親側は、「配偶者」に担って欲しいという意見が約6割になるなど、親子間で認識にギャップがあることがわかりました。ただし「配偶者」による介護を前提とした意識には”老老介護”による共倒れのリスクが浮かび上がります。

年末年始の帰省は、家族が集まり親の老後や介護についてなど「家族のこれから」について考えたり、話しあう絶好の機会。上記調査などを参考に、この機会に一考をしてみてはいかがでしょうか。

<調査概要>

調査期間:2025年12月4日〜7日

調査対象:
親側:子を持つ65歳以上の男女500人
子供側:介護経験が無く、親が存命の30歳以上の男女428人

調査主体:株式会社LIFULL senior
調査手法:インターネット調査

出典:「老人ホーム検索サイト『LIFULL 介護』」リリース(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000780.000033058.html)より

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