あれやこれやと出費が増えてしまったので、実は、最近生活費のさらなる見直しを行ったんです。今までは一日1000円の冒険を楽しむためにも、近所のスーパーで日々の買い物をしていました。

けれど以前のように毎日は買い物などに出かけにくくなりましたので、食材をまとめて生協の宅配で購入することにしたのです。それに伴い、予算は週5000円に減額。浮いた分は医療費などにあてています。

母の形見のアクセサリーも売り、売上金は貯金にまわしました。またエッセイストとしての連載も助けになっています。さしたる仕事量ではないですが、毎月、年金以外の収入があるのはとてもありがたいことですね。

正直、入院による大打撃のショックはまだ癒えていません。でも一方で、何を節約して、どんなふうにこの逆境を乗り越えるか。ケチ道の体現者として、腕の見せどころだとも考えています。

生きていると予期せぬことや大変なこともありますが、「人生とはそういうものだ」とも思う。大変ななかでどう工夫するか、そこに私の「生き応え」があります。「生きがい」ではなく生きる手応え。これが苦難を逆手にとる私の処世術なんです。

おかげさまで、今年で76歳になりました。足は少し不自由でも歩けるようになりましたし、なんとかひとり暮らしも続けられそうです。これからも節約生活を貫いて、人に頼るべきところは頼りながら、元気に暮らしていきたいと思います。

【関連記事】
<前編はこちら>年金月4万円、1日1000円で暮らす小笠原洋子「物価高でもやりくりしていたのに、足の骨折で長期入院に。ぎりぎりリハビリ病院行きは回避したものの…」
年金月5万円生活の紫苑「押し寄せる物価高!お米は1回に食べる量を減らし、野菜は冷凍を活用。光熱費の値上がり対策で重宝したのは…」
ティッシュペーパーにサヨナラ!1日1000円以内の節約生活「買わない、捨てない、活かし上手のアイデア 5」